仕様

更新

Lucarne は、Mac のために生まれた無料のプロ向け写真編集ソフトです。このページでは、現在のベータ版の動作環境、対応する形式、主な機能をまとめています。

動作環境

OSmacOS 26 以降
MacApple シリコン搭載の Mac
価格無料、アカウント登録は不要
言語日本語、English、简体中文

開けるファイル

RAWソニー、富士フイルム、ニコン、キヤノン、パナソニック、オリンパスと OM System、ペンタックス、ライカ、ハッセルブラッド、フェーズワンなど主要カメラの RAW。ARW、RAF、NEF、CR3、CR2、RW2、ORF、PEF、3FR、IIQ など
富士フイルム X-TransX-Trans センサー専用のデモザイクで現像
DNGスマートフォンやドローンの DNG にも対応。ファイルに記録されたカラープロファイルと補正データを使って現像
そのほかの画像JPEG、HEIF/HEIC、PNG、TIFF、AVIF、WebP、JPEG XL、OpenEXR
RAW + JPEG同時に撮った RAW と JPEG(または HEIF)は、ライブラリで 1 枚として表示。編集には RAW を使用

AI 機能

AI 機能の処理はすべてあなたの Mac の中で行われ、写真はアップロードされません。モデルが必要な機能は、初めて使う前に downloads.lucarneapp.com からモデルを一度だけダウンロードします。インストール前に必要な容量とメモリが表示され、使わなくなったモデルは削除できます。

機能できることモデルのダウンロード
AI ノイズ除去夜景や高感度の写真のノイズを、ディテールを残したまま取り除く約 160 MB
超解像(忠実)写真を 2 倍に拡大し、元の写真に近いままディテールを補う約 30 MB
超解像(生成)写真を 2 倍に拡大し、より多くのディテールをモデルが生成する約 6.8 GB
オブジェクト消去通行人や不要な物をクリックかブラシで指定して取り除き、背景を埋める約 210 MB
空と地面の選択空や地面を検出してマスクにする約 240 MB
被写体と人物の選択被写体や人物を検出してマスクにするmacOS に内蔵、ダウンロード不要

AI アシスタントとスクリプト

  • MCP サーバーを内蔵。Claude や ChatGPT など MCP に対応した AI アシスタントを接続すると、写真の検索と整理、編集のプレビューと適用、プリセットと LUT の適用、AI マスクの使用、写真の読み込みと書き出しができます。詳しくはAI と一緒にをご覧ください。
  • 写真の編集を許可 をオフにすると、アシスタントは見るだけで編集はできません。書き出しは、あなたが選んだフォルダにだけ行われます。
  • アプリには lucarne コマンドが入っていて、ターミナルやスクリプトから写真の読み込み、検索、編集、書き出しができます。JSON での出力にも対応しています。

ライブラリ

  • パソコンにある写真フォルダをそのまま使い、ファイルをコピーしたり移動したりしません。フォルダに新しい写真が増えると、自動でライブラリに追加されます。
  • 外付けディスクを取り外しても、その写真はサムネールと編集内容ごとライブラリに表示されたままです。
  • 1〜5 の星の評価、採用・不採用のフラグ、タグ。
  • フォルダ、カメラ、タグ、フラグ、評価で絞り込み。ファイル名、タグ、カメラ、レンズで検索。
  • 撮影日時、読み込み日時、ファイル名、編集日時で並べ替え。
  • 仮想コピー、スナップショット、写真ごとの編集履歴。履歴は標準で 500 ステップまで残り、50〜5000 ステップの間で変更できます。
  • 補正前と補正後の比較:単独表示、分割表示、左右に並べて表示。

編集ツール

編集内容は別に保存され、元のファイルはそのまま残ります。

ライトホワイトバランス、露出、トーン、トーンカーブ、RGB カーブ、ハイライト復元
カラー自然な彩度、彩度、輝き。8 色相の HSL、4 つのホイールのカラーグレーディング
ディテールかすみの除去、テクスチャ、明瞭度、シャープ、ノイズ除去(通常と AI)、超解像、ホットピクセル
光学レンズ補正:カメラがファイルに記録したレンズデータで歪曲、周辺減光、色収差を補正。手動でも調整可能
ジオメトリガイド:垂直または水平にしたい縁に沿って線を引くと、角度と遠近を自動で補正(縦横それぞれ 2 本まで)。前後の傾き、左右の向き、縦横比の手動調整。切り抜き(自由、元の比率、1:1、3:2、4:5、16:9)、±45° の回転、90° 単位の回転
効果フィルムシミュレーション(20 種類のフィルムと 8 種類のプリント用紙、35 mm、中判 6×7、大判 4×5、ハレーション)、LUT、粒子、周辺光量
修復修復、複製、AI によるオブジェクト消去

部分補正

AI マスク被写体、人物、空、地面をワンクリックで選択
描画マスク線形グラデーション、円形グラデーション、エッジに沿うブラシ
範囲マスクカラー範囲、明るさの範囲
画像マスク画像をマスクとして使用
組み合わせ複数の部分を追加、除外、反転して 1 つのマスクを作成。マスクごとに 14 項目を調整可能

カラーと HDR

  • リニアな Rec.2020 で、32 ビット浮動小数点の精度で処理します。編集中にハイライトが切り捨てられることはありません。
  • HDR 対応の Mac の画面では、編集中の写真が HDR で表示されます。
  • LUT は .cube ファイルと、PNG または TIFF の Hald CLUT に対応。LUT の入出力のエンコードを指定でき、sRGB、Rec.709、Display P3 と主なログ形式(ACEScct、ARRI LogC3、Sony S-Log3、Fujifilm F-Log と F-Log2、Nikon N-Log、DaVinci Intermediate)を選べます。

書き出し

形式JPEG、HEIF、PNG(8 ビットまたは 16 ビット)、TIFF(8 ビットまたは 16 ビット)
色空間sRGB、Display P3、Adobe RGB (1998)、Rec.2020。16 ビットではリニアの色空間も選択可能
HDRゲインマップ付きの HDR JPEG または HEIF。HDR ヘッドルームは 0〜4 段。普通の画面でもきちんと表示
サイズ元のサイズ、または長辺、短辺、画素数、割合で指定
出力シャープなし、弱、標準、強
フレーム白または黒の枠や帯。撮影データや撮影日時を表示可能
透かしテキストまたは画像。9 つの位置から選び、サイズ、余白、不透明度を調整
そのほかカメラ、レンズ、撮影データの書き込み、自分のルールでのファイル名、書き出しプリセット、書き出した写真のライブラリへの追加

インターフェース

  • ダークとライトの 2 つの外観。写真の背景は、外観に合わせる、ニュートラルグレー、反対の色から選べます。
  • コマンドパレット:名前を入力して、どのコマンドでも探して実行できます。

アップデート

Lucarne は 1 日に 1 回新しいバージョンを確認し、インストールするかどうかはあなたが決めます。設定で、自動でインストールするようにもできます。