建物をまっすぐに:パース補正のやり方
カメラを上に向けて撮ると、建物は後ろに倒れて見え、縦の線が上に向かって集まります。これは遠近のゆがみによるもので、補正は難しくありません。レンズの歪曲を直し、垂直方向の遠近を補正し、水平をとって切り抜きます。Mac 用の無料写真編集アプリ Lucarne なら、どのステップもスライダーを動かすだけです。

処理前処理後
建物が倒れて見える理由
カメラを上に向けると、センサーと壁が平行でなくなります。カメラから遠い建物の上部が、下部より小さく写り、本当は平行な線が上で集まって台形になります。この台形を長方形に戻せば、建物はまっすぐ立ちます。
ステップごとにまっすぐに
- まずレンズを補正。 広角レンズの歪曲は直線を曲げます。カメラのレンズ補正データを使うか、歪曲 を手で調整します。
- 水平をとる。 切り抜きと回転 で 角度 を調整し、地平線や建物の底辺を水平にします。
- 垂直方向の遠近を補正。 遠近 で 垂直 をドラッグし、縦の線を平行にします。
- 必要なら水平方向も。 壁を斜めから撮ったときは、水平 もドラッグします。
- 比率を戻す。 建物が伸びたり縮んだりして見えたら、縦横比 で自然な比率に戻します。
- 切り抜く。 補正で端に余白ができるので、切り抜いて取り除きます。よく使う比率も選べます。
ステップ 3:垂直方向の遠近
ステップ 5:縦横比
ステップ 6:切り抜き後 ちょっとしたコツ
- 撮るときに余白を残す。 補正で画面の一部が切り取られるので、建物のまわりに余裕を持たせておきましょう。
- 完全に平行でなくてもいい。 とても高い建物を大きく見上げたときは、少し集まっているほうが自然に見えることもあります。
- ガイドを使う。 切り抜きには三分割線が表示されます。線に合わせれば、縦の線が平行かすぐにわかります。
よくある質問
- パース補正は無料ですか?
- はい。Lucarne の編集機能はすべて無料で使えます。
- 写真は切り取られますか?
- はい。補正すると端に余白ができるので、一部を切り抜く必要があります。撮るときに余白を残しておくと安心です。
- あとから変更できますか?
- はい。Lucarne の編集は非破壊で、元のファイルとは別に保存されます。補正はいつでも変更・取り消しできます。